電子レンジのスイッチ不良、修理

もう12年ほど職場使用している

21157010263

使用頻度の高いスイッチ「レンジ/出力切替」が接触不良で
押せたり押せなかったり

DSCN2658

バラしてみた、このスイッチ

DSCN2660

ついでに「スタートスイッチ」も交換しよう
スイッチのハンダを除去

DSCN2663

スイッチは四本足だが実際には二箇所のみ半田付けしている
半田は鉛フリーだと艶で解る

DSCN2665

手持ちのスイッチと若干高さが異なる事が判明、押したとき感覚が違う事に成る
どうしよう・・・

DSCN2671

M3ファイバーワッシャーを加工してスイッチの下にひけば良いね

DSCN2672

DSCN2673

これで高さが揃った

DSCN2674

ショートの心配もない

DSCN2675

DSCN2676

ところでやはり基板のクオリティが気に成るのは一種の職業病
という事で実装確認・・・・あるある、ウチではNGだ
JP3半田クズの附着NG、リフローの後、固まる前に何かに触れているよね
ひょっとして全部NGじゃないの?

DSCN2659

修復後

DSCN2664

J17半田不足、鉛フリー半田の半田ヤセは顕著だから少なすぎるとクラック
の原因となるNG

DSCN2661

修復後

DSCN2665

放電対策、此の辺がメーカーさんのノウハウ
AC6–GND間のスパークギャップ

DSCN2666

うーん、私ならこうはしないな、商用電圧パターンにメッシュでシルク入れてるけど
ベタにすればもっと効果的だよね

DSCN2668

サージアレスタが入ってる、二重対策だね

DSCN2678

この手法はとても有効、狭ピッチ間の絶縁確保の為にシルクを
間隙に印刷している、半田ブリッジ予防にも繋がる

DSCN2669

と、いう訳で完了、スイッチは正常に戻りました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です