いつものフリー・マーケット 300円でした
音は出るものの色々ちょっとした不具合があります
先ずはスペック
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イヤフォンが切れています音も出ません
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早速、開封
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裏蓋にはイヤフォンの巻き取りユニット
接続はバネを使用しています
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電池、液漏れ跡
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電池のバネも錆びています
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ショートバーも少し錆びています
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バーアンテナはラヂヲの底辺部分にあるので座りは良いのでしょうが
金属製の机に乗せるとAM感度が悪く成ります
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イヤフォンの巻き取りユニットを分解します
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ビスは計5本、二種類
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ゼンマイ部分を外します
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Eリングはパチン!!と飛ばしてどれだけ困った事か・・・慎重に
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外れました
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スリップリング機構を採用しています
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イアフォンの半田付け端子、摺動子はそれぞれ二枚電極
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100円だったかイアフォンを別途用意します
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長さが少し短いけどいいや
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代替のイアフォンを半田付けしました
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摺動子とスリップリングを掃除します
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序でに接点復活剤を塗布
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見えにくいですが、穴の中程にゼンマイの巻き始めが有ります
これを中心軸のスリットに通さないと全く機能しません
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はい、交換が終わりました
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うーん・・・ちょっとはみ出す、まぁ仕方無い
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ご愛敬ということで・・・
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部品点数は時代的に少なくなってきています
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イアフォン様のバネ二個
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スピーカーはコネクター接続でした
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如何にも貧弱そうなスピーカー
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左上のジョグダイアルは、やや挙動が変です、このままとします
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前の持ち主のものと思われる髪の毛、白髪です
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CXA1619ANはソニーのデバイスです
音の悪い、申し訳程度のスピーカーと私は評価します、無いより益し程度
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掃除してベビーオイルを塗布
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正面パネル内側にベビーオイルを塗布、劣化防止
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使用中、ロック表示が出たり消えたりするのはこのスイッチの接点不良
と判りました、これから内部を調べます
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低温半田の登場です、これで簡単に外せます
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外れました
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掃除してと・・・
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スイッチの内部、ははぁーん・・・やっぱり銀マグが出ています
通称水虫、銀接点特有の黒錆です
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結構黒いです
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掃除します
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綺麗に成りました
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この時、元に戻すのに30分掛かりました、内部のバネはピーンと
飛んで床に落ち、探すのに一苦労しただけで無く、バネなのでスライド
ノブを入れるときに反発して素直に入らないのです、ふぅ・・・・
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実装して
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電池電極の錆落とし
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序でにハヤコート塗布、塗ってはいけない部品が有ります
スイッチ、トリマーコンデンサ、ボリューム、液晶、コネクター等々
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ボリュームには接点復活剤を塗布
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裏蓋内にもベビーオイルを塗布し劣化を防止します
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はい、完成しました
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交換したイアフォン、ズタズタに成るのは一重にゼンマイに依って
いつも強い張力と最後の「パチン!!」と云うストップ音の発生する
強い衝撃があるからです、イアフォンがいくら丈夫でも壊れるのは
時間の問題ってモンです
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