壊れる、BUSH RADIO ブッシュ・ラヂヲ・レプリカ TR82 其の三

変な壊れ方でした。
・音質が悪くなってきた
・TONEボリュームを回すと突然音が出なく成る
・その後はバンド切り替えスイッチを操作しても音量ボリュームを
 回しても全く回復せず
・電源OFF → ON で回復する、音質も正常に戻る
・それらを繰り返す

この症状は間違いなく電解コンデンサーの仕業と判断しました
電解コンデンサーの全交換です ↓
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さぁて・・・これで直るぞ
電源ON、取り敢えず音が出る、・・・・うん? 何か音が小さいぞ?
音量ボリュームを最大にしても修理前と比較して半分以下、いや1/3
ぐらいしか出なくなった、なんで?
何となく理由も無くイアフォンを接続し、耳にはめて聴いてみると
あれ?音出ないぞ?・・・・
イアフォンを外す、今度はスピーカーから音が出ない、イアフォン・ジャック
の接触不良だろう、接点復活剤を塗布、何度かイアフォンを抜き差しするも
全く音が出ない、それどころかスピーカー直列の1000uFが暖かく成っている
極性は正しい、なんで?
結局、アンプのICが壊れてしまったようです ↓
回転DSCN1368

このIC ググっても型式がはっきりしないばかりか売られていません
仕方無いので別途、スピーカー・アンプを組むことにしました
回路はこれです         ↓    LM386  700mW出ます
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電源は基板のスピーカーアンプICの電源をパラレルに接続し
壊れたICは外してIC SOCKETにしました、入手した時にすぐに
元に戻せるようにです。

LM386はBASS BOOSTしないと音量が小さいとき貧弱な音質で
安っぽく聞こえます、ゲインも20倍では無く50倍が丁度良いです
今から思うと音質が電源ON直後と比較してずっと電源ONし続けた後は
悪く成っていたと思います、気が付かなかっただけ、半死状態が
続いて居たものと思われます。

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