SONY ICF-M702V

このブログで紹介したSONY SRF-M902Vにスピーカーが付いたラヂヲ
と成ります、発売年が不明です、が、SRF-M902Vが1993年ですから
その頃と思って良いでしょう、何故なら金型を使用して生産するのだから
同時期が一番生産効率が高いからです。

通勤ラヂヲとして多くのサラリーマンがポケットに入れて聞いていた
事でしょう、今はほぼ100%がスマホに取って代わりました、イアフォン
も両耳だから乍ら歩きはちょっと危険ですよね。

不良は特になく程度がとても良いラヂヲです、ケース付きで400円でした
ここでは修理では無くメンテナンスのみの紹介です。

十和田オーディオはソニーの子会社で多くのラヂヲ他、手掛けています
何しろ日本製というのは今時なかなか見つかりません
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ケースが縮んでしまっています
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MADE IN JAPAN
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早速開封します、電池の蓋のヒンジが折れやすいので慎重に
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結構、部品点数多いですね、この時代のラヂヲは未だ未だIC化が
過渡期でディスクリート部品は多い時代です
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ビスは二本、同サイズ
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爪を折らない様に
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分解出来ました、電池の蓋のヒンジも折れずに無事です
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未だ結構、コイルが多いですね
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バーアンテナは底辺に位置しています、重心が下で座りは良いかも
知れませんがスチールの机に置くとAM感度は低下します
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電池電極に少し緑青錆が浮いています
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スピーカー・コーンは樹脂製
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電池蓋のショートバー、錆は無さそうです
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スピーカー・コーンにベビーオイル塗布、劣化防止です
(真似しないでね、どうなるかン十年のデータは無いからです)
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ケースの内側にも塗布
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緑青錆を除去
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スピーカーの電極も
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湿気対策にハヤコート塗布、使い続けて40年に成りますが問題無し
但し古い塗布は茶色に焼けてきます、が、絶縁性は保ちますサンハヤトの
ベストセラーですね
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CXA1280Nはラヂヲ専用デバイスです
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7358はFMのフロントエンドと思うのですが・・・パッケージが違う
んですよね、資料だとSIPですが現物はSOPです、不明
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CPUのクロック用の水晶と思われます
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スライド・スイッチに接点復活剤を塗布
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ボリュームにも塗布
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組立を元に戻して作業終了。

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