仕事仲間から依頼された基板調査だ
工作機械の基板だが相当の年数使用していた
徐々に動作不良が発生しとうとう動かなく成ったと云うものだ
基板はオイルとカーボンと塵等で掃除しない換気扇の様に
ベトベトに成っている
よく動いていたモンだ、感心する
排気ファンが付いているから換気はしても塵やオイルの煙は
まるで基板がフィルターの如く振る舞い蓄積する、掃除した
やがてレジスト膜を腐食によって破壊し、銅箔まで切られて仕舞う
洗浄してみたところ広範囲に渡って激しい絶縁と導通の両方の劣化が
発生していた
えぐれている↓
硫化ガスが原因と判断される
報告書を出して返却した、その後、再実装したが変わらず動かない
と言うかこれで動くハズが無い、メーカーは修理不能、代替機械を
購入する様勧めている。