私は下記を使っています。
・書き込みツール、PICKIT3
・プログラミング・ソフト、MPLAB X IDE v5.35
・書き込み・ソフト、MPLAB X IPE v5.35
問題は書き込み・ソフト、MPLAB X IPE v5.35を使ってPICマイコンに
電源無しで書き込み出来ないのです。
No options are available
この様なコメントが出てきます。↓
本来ならばPC→USB→PICKIT3→PICマイコン、の流れで電源供給出来る
様に成って居るのです、ネットを検索すると海外のサイトで下記のような
記事が出てきます。
>You can keep multiple versions of MPLABX installed.
>Just use the 5.00 version IPE until Microchip get this fixed.
>Just use the 5.00 version IPE until Microchip get this fixed.
これですね、試しに IPE v5.00 をインストールして立ち上げたらもうアイコン
も古くて心配だったのですが善く使う PIC16F88 は問題無く使えそうです
ですが結局使用出来ませんでした、理由は使用するCPU は PIC16F18456
なのですがこれが登録されて無いのです、諦めました。
然し乍ら新しいバージョンのIPEは電源供給出来ないと成れば選択肢は二つです
1・MPLAB X IPE v5.35で電源を用意して別電源で書き込む
2・MPLAB X IDE v5.35で電源供給モードで書き込む
此処では、2・でやってみようと思います。
MPLAB X IDE v5.35を起動します、予め用意して置いた HEX ファイルを
読み込ませます↓
ファイルを指定します↓
CPUを確定します↓
PICKIT3を指定します↓
FINISHをクリック↓
画面左に現れた CPU を右クリックしPropertiesをクリック↓
左の項目の Pickit 3 をクリックし、中央上の Memories to Program の
プルダウンメニューから Power を選択します↓
Power target circui from PICKIT3 のチェックボックスを入れます
電圧は 5V にします↓
コンパイルしないので書き込みのアイコンからプルダウンメニューで
Programmer To Go PICJIT3/PICKIT4(project ******)をクリック
これで書き込みが始まります↓
ところが上記のように測定した電圧値は4.75Vだから止めたよ、みたいなエラー
が返ってきて結局書き込み出来ません
ならば最初から4.75Vにして置けばよいのです↓
再度
コンパイルしないので書き込みのアイコンからプルダウンメニューで
Programmer To Go PICJIT3/PICKIT4(project ******)をクリック↓
はい、書き込めました。
つまり何が言いたいかと成れば・・・
・MPLAB X IPE v5.35を使うなら外部電源が要る
・MPLAB X IDE v5.35で電源供給して書く事は出来るが電圧値は4.75Vに設定せよ
但し書き込み時 verify はするが改めて読み出しはエラーが出る(電源無しで)
・・・という事ですね。
で、書き込み出来たからと読み出すと読めません、エラー出ます
面倒ですが読み出すには、MPLAB X IPE v5.35を必要とします↓
Verify してみました OK です。
以上ですがど素人の私のヤル事なので持って回ったやり方かも知れません
ただ、バージョンの新しい MPLAB X IPE は外部電源無しでは書けない
ことが判ったという事です、Microchip さんも過去からのソフトウェアで
機能を完全に消さなかったのか消せなかったのか、ひとつ確かに言えることは
No options are available としか表示されないのは余りにも不親切だと
言うことです、解決策をちょっとぐらい書けよ、と言いたいですね。
電源が在れば書けて当たり前↓
To Go で書いてます、電源はUSB→PICkit3→CPU ↓