ノートパソコン・冷却ファンの応急的なホコリ除去

ノートパソコンを中古でよく購入します、そしてすぐに行うのが掃除
とシリコングリスの塗り直し、後は様々なカスタマイズなのですが
今回購入した、DELL VOSTRO 3500 は冷却ファンが簡単に掃除
出来ないのです J-Style さんのブログに依ればマザーボードまで
分解しないと出来ない事が判りました、やれば出来るのですが正直
面倒、という訳で応急的なホコリ除去をしてみました。original_20895914856040.jpg
先ず、この熱排出ダクト、ここに唇を当てて渾身の力で数回吹くのです
ちょっと頭がクラクラして来ます、が、エアコンプレッサお持ちの方は
こんなバカな事はしないでしょう。↓
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そうすると逆流した空気が冷却ファンの空気取り入れ口に集まってきます

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これを先の尖ったピンセットでゆっくり引き抜くのです。

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今回はこれだけ取れました、不完全ですが応急的には効果が出ます
排熱ダクトに手を当てると明らかに熱風が出なくなりました
ホコリが溜まると冷却ファンが無駄に回転し弱い熱風が出ます、ですが
この応急処置で結構改善します、空冷システムは密閉型で
空気が逆流してもノートパソコンの内部に飛び散りません、それが
判って居ないとやらないでしょう。↓
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但し処置は自己責任でお願いいたします。

Pickit対応ICSP書き込みアダプターキット、秋月電子

PICマイコンの書き込みに今までは秋月のAKI-PIC2プログラマボード
の古いタイプで第二世代のものを使用していたのですがPC I/F がRS232なのと
新しいPIC型番は書き込めなくなってきて専らPickit2で書き込み
して来たのです。↓ (下の写真は最新型、これの前のタイプです)
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然し乍ら、毎回ICソケットを用意するのにいい加減嫌気が差してきました、
なので秋月のPickit対応ICSP書き込みアダプターキットを購入、安いです
2000円ですからね、これで対応型式が拡大しました、後はパッケージに
依ってはZIFソケットではダメなので都度アダプターソケットが必要に
成ります、まぁ、それはそれ。↓
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開封、半田付け開始。↓
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コネクターは一列のものは逆接しやすいのでMOLEX併用です。↓
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簡単な回路ですね。↓
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ただ渡りがあるだけ。↓
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はい、半田完了、洗浄完了。↓
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Pickitはこんな感じで刺さります。↓
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私は差し間違いしないためにMOLEXを併用します
なのでMOLEXは直付けしました。↓
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電極が必要なので電池(1.5V x 3)を使います。↓
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電池は電解コンデンサーの +/- を利用し接続。↓
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ところがここでトラブル
MPLAB X-IPEがPICを認識しないのです、電圧値がドーノコーノ
言ってくるのです、暫くやり合って判りました原因は電解コンデンサー
これって電源のパスコンでは無いのです、何の為にあるのか?
なんでしょうね?
なのでこの配線は間違いです。↓
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このように配線し直せばPICに電極が印加されます。↓
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半田ゴテ先を復活する HAKKO FS-100

YOUTUBEの動画を視ていて欲しくなったのです
それってテレビショッピングと同じで視ていると欲しくなるんですよね
まぁ高いものでは無いのと、アマゾンとかマルツとかモノタローで購入
するよりミスミの方が安く買えるのが判明し早速昨日注文、今朝届きました。
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YOUTUBEで視るより小さく感じます、私は昔のメンソレータムぐらい
の大きさかと勝手に想像していましたが、二回りぐらい小さいです
「え?たったこれだけ?」ってのが率直な感想です。↓
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2020/08/19製造ってことでしょう。↓
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一目見て「あーん・・・半田ペーストだな」って思いました。↓
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このままスキージに掛けられそうですね。↓
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早速、やってみました。
普段遣いの半田ゴテ、予想では先端のペーストに浸かった部分がキレイに
復活するのだろう。↓
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処理は半田を使い乍ら、キレイに成った部分に半田を盛る、クリーナーで
掃除する、此を三回ぐらい繰り返すと善い、との事、やってみました。↓
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「え?ここだけ?」
本当に半田付けする部分だけ、一ミリも回復しません
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製品の「使用例」のイラストが空しく、恨めしい
何も変わらないじゃないか!!!!
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気を取り直して別の半田ゴテ、こっちは少なくとも先端から円錐状に半田が
乗る構造になっています、これでダメだとゴミ箱行きです。↓
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煙は「酸」の匂いでは在りません、刺激臭は無し、煙だけ。↓
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おお・・・・回復っぽい。↓
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煙が止まると、半田メッキ部分が色が銀色に変化し回復して居ます。↓
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クリーナーで掃除した後の写真です、最初の写真と比較すると回復しています。↓
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結論、要らないね。
まめに掃除して、仕舞うとき半田を盛って冷やせば使用にはそれで
充分です、敢えて購入して使うほどの価値は無いです。