2019ハムフェア 東京都ビッグサイト

すっかり夜間は涼しく成った都内です、お隣の庭から夜間聞こえる
虫達の囁きが夜風を涼やかに彩り、網戸にして置けば済むのであの
熱帯夜から解放されました、ネットを徘徊していたらハムフェアの

開催記事が見つかりビッグサイトは近いのとどんなに暑くても室内
だから楽勝なのと久し振りなので情報収集を兼ねて行ってみました
これは予想通りなのですがオジサン達が圧倒的に多いのです昔のラ
ヂヲ少年達ですね、彼らも日本の技術者として活躍してきたのです

それでもお子や学生青年が見かけられる事はとても嬉しい気持ちに
成りました、昔のアマチュア無線とはやや趣が異なり現代のデジタ
ル技術とパソコン、インターネットを採り入れてアマチュア無線も

進化しています、私が目ウロコだったのはMLAアンテナと云う小型
高性能のアンテナです、正直ショックでした、電界では無く磁界を
応用したループアンテナでHF帯には持って来いの技術、既存のアン
テナより遙かにコンパクトにした形でも高性能、ベトナム戦争時代

に開発が進んだ経緯があるとの事でした、マンション・ベランダの
設置で運用できるのはとても大きなメリットです。


明治丸電波航法機器の基板

東京海洋大学越中島キャンパス内に明治丸がある
その船内に展示されている電波航法機器と云うラック
横穴が開いていて内部を覗き見ることが出来ました
第一印象・・・・
なんでレジスト掛かってないのサ
・・・・だって海の上で活躍する機器だろうに、当然
乍ら塩害に依る基板銅箔の腐食は充分考えられるリスクだからだ
百歩譲って透明なコーティングがしてあると考えた場合、透明で
あるが故にコーティングの有無が判別出来ないでしょ、ふーむ・・・。

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↓基板はガラエポ、抵抗はカーボンが多い、FET5はCANタイプだね

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↓中央のCANタイプのICはHA17741M と TA7805と読めるね
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HA17741Mは日立の一回路OPアンプで早い話が741だよね但し
周波数補償型だ、7805は言わずと知れた電源IC
ダイオードはシリコンタイプだがD31だけはゲルマ型
トランジスタは全てCANタイプだ、ボリュームは不明
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↓ふふふ、ジャンパ線飛ばしている、ベタアースが良いね
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↓ロジック回路だがなんて贅沢な面積の使い方だろう
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↓マイラコンデンサ104とかチューブラ型電解コンデンサーとかねぇ・・・
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↓2SD148  70V/2A  富士電機だよねネット検索すると富士通で出る兄弟
 下の方にハーブラウンのDAC80 12 bit D/A Converterが視える
 当時は高かったろうなぁ
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視ていて思うことは 懐かしい これに尽きる、然し乍ら船舶用として

使用されていたので在れば振動対策は為されて居るのか疑問を感じる
例えばすぐ上の写真の下方に写っているトランジスタの放熱板だが
振動対策は施されていない、私ならシリコンゴムで固定するけどね
ともあれ、眺めながら回路図を想像していると実に楽しいのだ。

半田ゴテ台用、スポンジの材質

国内外の工具メーカーで購入する半田ゴテ台には
最初から吸水性のスポンジが付いて来ますが数年
も使えば劣化しますよね、それだけで無くよく先輩
が失敗したものですが「緑茶」を水代わりにスポンジ

に掛けて数日すると真っ赤に錆びた色に成って
「だめだこりゃ」と成ったりで、スーパーでも似た
様なスポンジを数年前までは見掛けたのですが最近
全然見掛けなくなりました。
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いざスポンジ交換と成ると要らないコテ台まで買わ
なければなりませんで無駄です、ではあのスポンジの
正体は何なのか

セルロース・スポンジ

と云うものです国内だと大手の東レさんが生産して居ます
これはAmazonでも買えます、ご参考まで。
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